「ずーむいんずーむいん」はエキノコックスさんとつんさんによる二人誌。1、2、3、4とそれぞれ奇数偶数に分かれて交互に詩が並びます。しかしそれを知らずにいると、まるで一人の人が書いたかのように違和感なく読めてしまいます。これはお二人の年が近いせいか、感性が近いせいなのかわかりませんが、見事に融合した一冊のような気がします。
つんさんの「べた」好きだなぁ。
エキノコックスさんの「空っぽ」の「時間なんて存在しない かもしれない、」ここんところ好きだなぁ。
「いたいポエム」
いたい、というのは、自らを客観視しながら書く際に若干の痛みを伴うということでしょうか。
篠崎亜猫さんの「DON(どん)×DON(つう)」面白かった!ずっと「あねこ」さんと思っていたら「あびょう」さんだった
つんさんの「追想、コンビニ」良かったです。「あたしも同じようなものです」ここが好き。
西の子さんの「にせものの祭り」、これは考えさせられます。にせもの、ほんもの。詩にもにせものとほんものがあるんだろうか。にせものの中にもほんものの要素があるかもしれないし、考えると分からなくなりますね。ホメオパシストというのも気になります。