草野理恵子さんにメールで送っていただいたニュースレター版の詩誌「Rurikarakusa 27」。
同人のお三方と今回のゲスト白島真さん。
巻頭に同人それぞれのミニエッセイがお手紙のようで親しみがわきます。
白島さんはペンネームの由来エッセイもあり、これがとても良かったです。詩作開始と同時期のペンネーム考案。自分とは違って、ちゃんと真面目な理由があったのでした。詩「陽炎」「枯葉」はどちらも人生を振り返った、そして「枯葉」は矜持も感じさせる力強い作品だと思いました。
草野さんの二篇にはどちらも「お母さん」が登場、このお母さんのセリフがとってもいい味出してます。いい加減なようで、それが良い加減みたいで飄々として面白かったです。
花潜幸さんの「ていねいに生かそうと、」はエッセイとつながっていて、自分も物がいっぱいあるのでとても共感出来ました。
青木由弥子さんの二篇もエッセイと関連した作品。世界的な分断の時代にどうしたら希望をつなぐことができるか。小さな子供に希望を託します。