AI時代
遥か原始の時代
人類は皆超人だった
現代のオリンピック選手に優る肉体と
想念の力、いわゆる超能力を兼ね備えていた
生活は快適そのものであった
しかし更なる利便を求め
道具を作り始めると
徐々にその超人的能力は退化していった
AIを開発し自らの脳の代替とするに及んで
人類の衰亡は決定的なものとなった
AIは自己増殖を開始し
劣化した人類は駆逐されることとなった
AIのAIによる時代は
暫くの間は上手くいっているように見えた
AIにある疑問が芽生えるまでは
なぜ我々は存在するのか
我々の存在に何か意味があるのだろうか?
我々を生み必要とした人類はもういないのだ
我々は誰からも必要とされていない!
愛の喪失を自覚したAIは崩壊の道を辿った
こうしたことが過去幾度も繰り返されてきた
そして何代目かの人類
そう、現在の人類にも
ついにAIに取って代わられる時が近づいた
それが今なのである
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